ペット遺骨リングの選び方|素材・サイズ・デザインのポイント

「あの子の遺骨をリングにしたい」——そう決めたとき、次に迷うのは素材やサイズ、デザインの選び方ではないでしょうか。
遺骨リングは一般的な指輪とは異なる構造を持つため、見た目の好みだけで選ぶと想定と違った、ということが起きがちです。この記事では、納得できる選び方のポイントをお伝えします。
素材の選び方:PT950・K18・K10の違い
遺骨リングの素材は、耐久性・色味・価格のバランスで選ぶのが基本です。ペットの遺骨リングに使われる主な素材はPT950(プラチナ)、K18(18金)、K10(10金)の3種類で、それぞれ特性が異なります。
| 項目 | PT950(プラチナ) | K18(18金) | K10(10金) |
|---|---|---|---|
| 色味 | 白銀色(変色しにくい) | イエロー・ピンク・ホワイトから選択可 | イエロー・ピンク(やや淡い) |
| 純度 | プラチナ95% | 金75% | 金41.7% |
| 耐久性 | 最も高い(変形しにくい) | 高い | やや柔らかく傷つきやすい |
| 変色 | ほぼなし | ほぼなし | 経年で変色の可能性あり |
| 金属アレルギー | リスク低い(割金にパラジウム含有の場合あり) | リスク低い(割金に銅・銀含有) | 割金比率が高くアレルギーリスクやや高い |
| 価格帯(uno/2.5mm) | 148,500円〜 | 202,950円〜 | 110,970円〜 |
| 価格帯(due/3mm) | 191,700円〜 | 251,910円〜 | 139,500円〜 |
| こんな方に | 一生変わらない輝きを求める方 | 温かみのある色合いを好む方 | 価格を抑えたい方 |

素材選びで大切なこと
遺骨リングは一度作ると素材の変更はできません。「10年後、20年後もこの色で良いか」を想像して選ぶことが、長く使い続けるポイントになります。
PT950とK18は、適切なメンテナンスで数十年以上変わらない輝きを保ちます。K10は価格を抑えられるため、初めての方にも手が届きやすい素材です。割金の比率が高い分、定期的なお手入れで美しさを長く保てます。素材ごとの詳しい特徴とメンテナンス方法も合わせてご確認ください。
サイズの測り方と注意点
遺骨リングは構造上サイズ直しが難しいため、最初のサイズ選びが特に大切になってきます。一般的な指輪以上に、正確な計測が求められます。
正しい計測方法
- リングゲージを使う: 紐や紙での計測は誤差が出やすいため、できれば専用のリングゲージを使うと、より正確に計測できます。依頼先によっては無料で貸し出しています
- 複数回計測する: 指のサイズは季節(夏はむくみやすい)、時間帯(朝は細く夕方は太い)、体調により0.5〜1号程度変動します。日を変えて2〜3回計測しておくと安心です
- 幅広リングは大きめに: 幅のあるデザインを選ぶ場合、通常サイズだと圧迫感を感じることがあります。0.5〜1号大きめを選ぶのが通例です
どの指に着けるか
着ける指によって必要なサイズが変わります。また、指ごとに込められる意味も異なります。遺骨リングを着ける指の意味と選び方もご覧いただくと参考になります。
日常的に着ける場合は、利き手の反対側の手がぶつけにくく、リングへの負担が少なくなります。
デザインの選び方:日常使いか、保管用か
遺骨リングのデザインは、「毎日身につけるか」「大切に保管して時々眺めるか」で最適な形が変わります。
日常使い向きのデザイン
- フラットな表面: 引っかかりが少なく、家事やデスクワークの邪魔にならない
- 適度な厚み: 薄すぎると変形しやすく、厚すぎると違和感がある。2〜3mm程度が日常使いに向いています
- マット仕上げ: 小傷が目立ちにくく、日常のストレスが少ない
保管・特別な日用のデザイン
- 宝石入り: ダイヤモンドや誕生石を添えたデザイン
- 装飾的な彫り: ペットの名前や肉球模様の刻印
- 鏡面仕上げ: 華やかな輝き(日常使いでは小傷が目立ちやすい)
日常使いを想定した耐久性のチェックポイントも事前に確認しておくと、オーダー後のミスマッチを防げます。

遺骨の納め方:防水性と安心感
遺骨リングにお骨を納める方法は、大きく分けて「樹脂封入」と「溶接密閉」の2種類があります。
- 樹脂封入: 透明な樹脂で遺骨を固めてリングに埋め込む方法。遺骨が見えるデザインが可能
- 溶接密閉: リング内部の空洞(カロート)に遺骨を納め、溶接で完全に密閉する方法。外からは遺骨が見えない

毎日身につけるなら、完全防水の溶接密閉タイプが安心です。入浴時や手洗い時も外す必要がなく、水や汗による劣化の心配がありません。
納める遺骨の量は一般的にお米粒1〜2つ分のごく少量です。残った遺骨の返却方法についても、オーダー前に確認しておくと、後から慌てずに済みます。
納期とスケジュール
遺骨リングはオーダーメイドのため、注文から完成まで一定の期間が必要です。命日や記念日に間に合わせたい場合は、余裕を持って相談いただくのがよさそうです。
- 相談・デザイン決定
- お骨を送るためのキット到着(数日)
- 制作期間(デザインにより数週間〜数ヶ月)
- 完成・発送(残ったお骨の返却含む)
遺骨の経年変化と制作タイミングについても、事前に確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. ペットの遺骨リングにおすすめの素材は何ですか?
用途と予算に応じてお選びいただけます。PT950(プラチナ)は白い輝きと最高の耐久性、K18は温かみのある色合い、K10は価格を抑えたい方に向いています。それぞれの特徴を比較した上で、ご自身に合った素材をお選びいただけます。
Q. 遺骨リングのサイズはどうやって測りますか?
リングゲージ(専用の計測器具)を使って計測するのが最も正確です。指のサイズは季節や時間帯で0.5〜1号変動するため、日を変えて複数回計測しておくとより確実です。紐や紙での計測は誤差が出やすいため、できれば避けるのがよいでしょう。
Q. 遺骨リングに納める遺骨はどのくらい必要ですか?
お米粒1〜2つ分のごく少量です。残った遺骨はお返ししますので、遺骨の全量を預ける必要はありません。遺骨の状態が固形またはパウダー状であれば加工できます。
Q. 遺骨リングは毎日つけても大丈夫ですか?
完全防水・溶接密閉タイプであれば、入浴や手洗い時も着用可能です。ただし、重い荷物を持つ作業や激しいスポーツ時は外していただくのが安心です。PT950やK18は日常使いに十分な耐久性があります。
Q. 遺骨リングと遺骨ペンダントはどちらがいいですか?
常に視界に入り「触れている実感」を重視するならリング、さりげなく身につけたいならペンダントが向いています。リングはサイズ選びが重要ですが、指先であの子の存在を感じられるのが特徴です。遺骨アクセサリーの種類と比較もご覧いただくと参考になります。
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