犬の遺骨アクセサリー|体格別の選び方と、あの子を身近に感じる方法

遺骨リング(K18)

散歩に出かけるたび、あの子がいた左側がぽっかり空いている。リードを握っていた手が、ふと行き場をなくす。犬を亡くした方の多くが、「手のひら」に喪失感を覚えると話します。

この記事では、犬の遺骨アクセサリーについて、体格別の選び方・種類・素材のポイントをまとめています。

犬の遺骨アクセサリーとは

犬の遺骨の一部をペンダントやリングに納めて身につける、手元供養の一つの形です。

犬と暮らした時間は、家の中だけで完結しません。毎朝の散歩、週末の公園、車での遠出。どこへ行くにも一緒だった分、「外出先でもあの子を感じたい」と考える飼い主さんが遺骨アクセサリーを選ぶ傾向があります。

アクセサリーの種類や全体像は遺骨アクセサリーの種類と選び方にまとめています。この記事では、犬ならではの体格差やライフスタイルに焦点を当てて解説します。

犬の体格別|遺骨の量とアクセサリー選びのポイント

犬はチワワからグレートデンまで、体格差が非常に大きい動物です。火葬後に残る遺骨の量も体格によって異なりますが、アクセサリーに納めるのはごく少量(リングで耳かき1杯ほど)のため、どの体格の子でも問題なくお作りいただけます。

体格代表的な犬種火葬後の遺骨量の目安選び方のポイント
超小型犬(〜4kg)チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアン片手に収まる程度リング・ペンダントどちらも対応可。遺骨の全量をアクセサリーに納めたい場合は事前に相談しておくと安心
小型犬(4〜10kg)トイプードル、ミニチュアダックス、シーズー両手に収まる程度どのタイプのアクセサリーも選べる。分骨して一部をリングに、残りを手元供養にする方が多い
中型犬(10〜25kg)柴犬、コーギー、ビーグルしっかりと残る遺骨量で困ることはない。骨がしっかりしている分、加工もしやすい
大型犬(25kg〜)ラブラドール、ゴールデンレトリバー、秋田犬十分な量が残る同上。大型犬と暮らしていた方はアウトドアや運動の習慣がある場合が多く、耐久性の高い素材を選ぶと日常使いしやすい

どの体格でも、リングに納める遺骨は耳かき1杯ほど(約0.3g)で十分です。残った遺骨はそのまま手元で保管できるため、「全部使ってしまうのでは」という心配はありません。

アクセサリーの種類と特徴

花と遺骨リング

犬の遺骨アクセサリーは、大きく3つのタイプに分かれます。

ペンダント・キーホルダー

ネジ式カプセルに遺骨を納めるタイプです。価格は約1,000円からと手頃で、初めてのメモリアルアクセサリーとして選ぶ方が多い形です。散歩で使っていたバッグやリードホルダーに付けている飼い主さんもいます。

遺骨リング(メモリアルリング)

K18やプラチナなどの貴金属に、遺骨を樹脂封入や溶接密閉で納めるリングです。数十年以上使える耐久性があり、毎日身につけるものとして選ばれています。

犬の飼い主さんは、散歩や家事など手を使う場面が日常に多かった分、指先にあの子を感じられるリングに惹かれる方が少なくありません。完全防水の溶接密閉タイプなら、手洗い・入浴もそのまま着けていられます。

ペアジュエリー(遺骨を使わない選択肢)

ペットと飼い主がお揃いのデザインを身につけるジュエリーです。遺骨を納めないため、「遺骨を身につけることに少し抵抗がある」「でも何か形に残したい」という方に選ばれています。生前から一緒に身につけられるのも特徴です。

3タイプの比較

項目ペンダント・キーホルダー遺骨リングペアジュエリー
価格帯約1,000円〜約134,000円〜約17,380円
主な素材ステンレス・チタンK18・PT950・K10SV925
遺骨納める納める納めない
納期即日〜約2週間約4〜6週間約2週間
防水性製品による溶接密閉は完全防水入浴時は外すのが安心
耐久性素材による貴金属で数十年以上定期的なお手入れで長く使える

素材選びのポイント

遺骨リングの素材は、主にPT950(プラチナ)・K18(18金)・K10(10金)の3種類です。

素材特徴価格帯の目安こんな方に
PT950白い輝き。変色しにくく、最も耐久性が高い約180,000円〜毎日つけたい方、アクティブな生活の方
K18温かみのあるゴールド。強度と美しさのバランスが良い約134,000円〜日常使いと見た目の両方を大切にしたい方
K10金の含有率がK18より低く、やや硬い質感価格を抑えたい方向け予算を重視する方

犬と一緒にアクティブに過ごしてきた方は、手を使う場面が多い生活を送っていたはずです。そうした日常にリングを自然に溶け込ませるなら、変色しにくく、傷にも強いPT950やK18が扱いやすい素材です。

金属アレルギーが気になる場合は、K18やPT950はアレルギーリスクの低い素材ですが、割金(強度を出すために混ぜる金属)に反応する方もいます。心配な場合は皮膚科でパッチテストを受けておくと安心です。

素材ごとの詳しい特徴やメンテナンス方法は遺骨ジュエリーの素材選びとメンテナンスにまとめています。

遺骨アクセサリーを作るまでの流れ

遺骨リングの制作風景

遺骨アクセサリーは、愛犬の火葬が終わったあと、いつでも依頼できます。火葬直後でも、数年経ったあとでも、遺骨を乾燥した状態で保管していれば問題ありません。

大まかな流れはこのようになります。

  1. 相談・問い合わせ — デザイン・素材・サイズなどを相談
  2. 注文・送付キットの受け取り — 遺骨を送るための専用キットが届く
  3. 遺骨の送付 — 耳かき1杯ほどの遺骨を送る(残りは手元に保管)
  4. 制作 — 一つひとつ手作業で制作。期間は約4〜6週間
  5. 納品 — 完成したリングが届く。遺骨の残りも返送

「まだ気持ちの整理がつかない」という状態でも、遺骨を手元に保管しておけば、いつでも依頼できます。急ぐ必要はありません。

オーダーの詳しい流れは遺骨リングの相談から届くまでの全ステップにまとめています。

よくある質問

Q. 犬の遺骨は、どの体格でもアクセサリーに納められますか?

納められます。リングに納める遺骨は耳かき1杯ほど(約0.3g)で十分なため、超小型犬でも問題ありません。火葬後に残る遺骨の量は体格によって異なりますが、アクセサリーに使うのはごく一部です。残った遺骨はそのまま手元に保管できます。

Q. 火葬からどのくらい経っていても、遺骨アクセサリーは作れますか?

時間が経っていても問題ありません。遺骨を乾燥した環境で保管していれば、火葬から数年経っていてもアクセサリーに加工できます。「もっと早く頼めばよかった」と心配される方もいますが、気持ちの準備ができたタイミングで大丈夫です。

Q. 遺骨リングをつけたまま、手を洗ったりお風呂に入れますか?

溶接密閉タイプの遺骨リングは完全防水で、入浴や手洗い時もそのまま着けていただけます。樹脂封入タイプは日常の手洗いには対応しますが、長時間の入浴時は外しておくのが安心です。

Q. 多頭飼いで複数の子の遺骨がある場合、一つのアクセサリーにまとめられますか?

技術的には可能ですが、お一人おひとりの想いに合わせた判断になるため、事前にご相談いただくのが確実です。それぞれの子に一つずつ作る方もいれば、一つのリングにまとめたいという方もいます。

Q. 犬の遺骨と毛を一緒にアクセサリーに納めることはできますか?

製法によって対応が異なります。樹脂封入タイプでは遺骨と毛を一緒に閉じ込められる場合があります。溶接密閉タイプは遺骨のみの対応が基本です。毛を残しておきたい場合は、別のケースに保管しておくのも一つの方法です。


ルチアモーレでは、犬の遺骨を納めたメモリアルリングをK18・PT950などの貴金属で一つずつ制作しています。溶接密閉による完全防水仕様で、入浴や手洗いの際もそのまま身につけていただけます。

気持ちの準備ができたときに、選択肢の一つとしてご覧いただければと思います。

「遺骨を身につけることに少し抵抗がある」という方には、ペットと飼い主がお揃いで身につけるペアジュエリーもあります。遺骨を納めない形で、あの子との繋がりを感じられるジュエリーです。

大切なペットの遺骨を納めたメモリアルリング。
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