最初に飼ったミニチュアダックスのラブちゃんを亡くしてから、私は3匹の猫を看取りました。
その猫たちはいずれも保護猫施設から迎えた子たちで、体が弱く、3匹とも1歳を迎えることなく亡くなってしまいました。
どの子を失った時も胸が張り裂けるほど悲しかったけど、とりわけラブちゃんを失った時の悲しみは深く、長く尾を引きました。
もしかすると、過ごした時間の長さが影響しているのかもしれません。
しかし、それ以外の子たちと長い時間を共に過ごした経験がない私には、命の価値がその時間の長さによるものかどうか、はっきりとはわかりません。
ただ一つ確かなのは、ラブちゃんを失った時の衝撃はまさに青天の霹靂だったということ。
そしてその時の私は、ひどく狼狽え、後悔の念に苛まれました。
いまを大切に生きる
もっと大切にしていればよかった。
当たり前の存在だと思い込んでいた。その後悔は私の心に深く刻み込まれ、それが長い間、私を苦しめました。
それ以降、私は「いまを大切に生きる」ことを人生の指針にしてきました。
ペットと向き合う時だけではなく、日々の瞬間やつながり、人との関係、そして自分の感情を噛み締めながら生きることを常に心がけています。
その後、新しい子猫を迎えるたびに、短いながらも一緒に過ごす時間を大切にしました。
その子が病気だとわかった時も、全てを受け入れ、その日々を愛おしみました。
病気で亡くなった子、突然亡くなった子、それぞれの別れに涙しましたが、不思議と後悔はありませんでした。
涙が枯れた後、私はいつもこう思いました。
この子はその寿命を全うした。
我が家に来てくれたことで、私はこの子に全力で向き合うことができた。少なくとも幸せを感じてもらえたはずだ、と。
かけがえのない家族との時間
ペットロスの悲しみは、人それぞれで異なります。
一概にこうすればいいとは言えませんが、悲しみと後悔、この2つの感情が大きな要素であることは確かだと思います。
愛する存在を失う時、悲しみを避けることは難しいでしょう。
しかし、後悔しないように「いまを大切に生きる」ことは、私たちにできることです。
もし、この文章を読んでくださっている方が、まだ愛するペットと共に生きているのなら、どうかいつか訪れる別れの時に後悔しないよう、今この瞬間を大切に過ごしてほしいと思います。
ペットとの日々を、かけがえのない家族との時間を、大切にしてください。