骨壺を開けてみたら、遺骨がカビてる? 溶けてる⁉︎ 手元供養という選択肢

遺骨は、時間が経つとどうなるのでしょうか。

火葬後の遺骨は、骨の硬さをつくるカルシウムを含む成分が中心です。日常の環境で急に溶けてなくなる、という性質ではありません。とはいえ、保管場所の条件によっては、少しずつ状態が変わることがあります。多いのは、湿気の影響で遺骨がもろくなり、崩れたり粉っぽくなったりするケースです。

骨壺の多くは、お墓の納骨室(カロート)に納められます。納骨室は構造や立地によって湿気がこもりやすく、温度差があると結露が起きることもあります。そうした条件が重なると、骨壺の中に水分が入り込み、たまってしまう場合があります。

骨壺を掃除したときに、白い塊が見えたり、白く濁った液体が出てきたりすることがあります。これは「骨が溶けて水になった」というより、遺骨の細かな粉と水分が混ざって白く見えている状態として説明できます。

自然条件を完全に防ぐのは難しいため、現実的な対策は、水分がたまっていないかをときどき確認し、必要があれば手入れをし、納骨室の換気や湿気対策をおこない、遺骨の状態変化を抑える対応が必要になります。ただし、現実的にはこのような対応は難しいことが多いです。

定期的にお墓の管理をするのは難しい

お墓が現在の住まいから遠く離れた場所にあれば、定期的に掃除や手入れをすることは難しいでしょう。

また、心情的に骨壺を開ける行為を畏れ多く感じる方もいるでしょう。 遺骨を骨壺から取り出して、砕いたり、入れ替えたりすることに抵抗感がある人は少なくないはずです。

ちなみにこれらの行為は法的にも、宗教的にも問題はありません。 お墓の区画整理や、墓地改葬を行う場合には、遺骨を取り出したり、砕いたりすることは普通に行われます。 また、過去には三十三回忌や五十回忌を終えた遺骨から順に骨壺から取り出して砕き、カロート内に散骨して土に還すという風習もあったそうです。

とはいえ、ライフスタイルや考え方は時代によって変化していくもの。慣れない作法に触れるのは不安なものです。

これらの事情を踏まえると、合葬墓や納骨堂、樹木葬などの永代供養や、山や海に散骨するなどといった選択肢も出てきます。

手元供養という選択肢

骨壺を自宅に安置して供養する「手元供養」という供養方法があります。 お墓と比較すると骨壺内の浸水は防ぎやすく、除湿剤や防カビ剤を利用しながら保管することができます。

しかしお墓にある骨壺を全て自宅に安置して供養することは、スペース的に難しいでしょう。そこで、永代供養や散骨などの供養方法を取り入れながら、分骨した一部の遺骨をアクセサリーにする方法があります。

遺骨アクセサリーには、遺骨を収納するケースがペンダントやキーホルダーになっているものや、遺灰を樹脂加工して指輪やペンダント、ピアスに埋め込むものなどがあります。

とくに遺灰を樹脂加工したものは、防水性と耐久性に優れており管理がしやすく、また場所をとらないのでお勧めです。

遺骨アクセサリーは安置することも日常で身に付けることもでき、故人や亡くなったペットをいつも身近に感じられることから、選ばれることが多くなってきています。現代では手元供養の代表的な方法の一つとなっています。

ペットのための遺骨ジュエリー

Luci Amore(ルチアモーレ)は、ペット専門のジュエリーブランドです。オーダーメイドで、ペットの遺灰の一部を樹脂加工し内側に埋め込んだメモリアルリングを製作しています。

命あるものは寿命があると解ってはいても、やはり長年連れ添ってきたペットがいなくなってしまう悲しみは計り知れません。亡くなった後も、大切なペットをいつも身近に感じながら過ごせる日常は、温かな安心感に包まれます。

Luci Amoreのジュエリーは、ペット愛好家の職人たちが想いを込めて、一つ一つハンドメイドで仕上げた一点ものです。ペットとの大切な想い出を指輪というカタチにしてみては如何でしょうか。