よく議論されるテーマの一つである。 どちらも可愛くて愛おしい存在であるが故に、どちらかを選択するとなると非常に悩ましい。
もちろん命ある存在に優劣をつけることはできないが、どちらも人気で馴染み深い存在であるからこそ、とても興味深い嗜好についての議題だ。
ちなみに私は犬派です。
犬と猫の性格や行動の違い
犬
・群れをつくって行動する習性があり、社交的で人懐っこい。
・かまってちゃん。
・食事は時間を定めれば、すぐに完食する。
猫
・単独行動をする習性で、警戒心が強い。甘えたい気分の時もある。
・ツンデレ。
・食事は1日かけてゆっくり食べる。夜中にこっそり食べたりもする。(夜行性)
・きれい好きな性格。
犬は従来群れをつくって集団行動をするため、従順な動物。飼い主を群れのリーダーとして見なしており、忠実に感じられる。また、群れで一つのことに取り組む傾向があり、飼い主と繋がるために飼い主の日課に関わろうとする性質がある。
一方で猫は単独行動をする狩猟動物。非常に独立心か強く、食事やトイレ掃除などのどうしても必要なこと以外は飼い主を頼らない傾向にある。そして基本的に単独で時間を過ごすことを好む。
このように習性に大きな違いがあるにも関わらず、さらにそれぞれが固有の性格を持っており、またどちらも基本的に飼い主の日課に合わせて生活をし、人間の習慣が身についてるとなると、犬猫間に明確な違いを見出すことは難しい。独立心の強い犬もいれば、人懐っこい猫もいる。
この悩ましい議論に決着をつけることはできないのか。
犬派猫派の人間性や性格の違い
株式会社クロス・マーケティングの調査によると、犬派と猫派では、人間性や性格に違いがあるようだ。(参考:犬派か猫派か?どちらが人気?性格や相性を徹底解剖!)
例えば、犬派の人は「支配的」「協調性が高い」といった傾向があり、逆に猫派には「自由でマイペース」な人が多い。
犬派 ・支配的な傾向がある ・協調性が高い ・周囲からの評価を求める
猫派 ・芸術を好む ・マイペース ・オンオフを上手に切り替える
犬派猫派のそれぞれの理由には、飼いやすさということ以外にも、自分の性格や価値観と重ね合わせてみて感じる「愛着」や「親近感」がありそうだ。
犬派の主張を見ると、従順さや人懐っこさなどの習性に魅力を感じる人が多い。集団行動を得意とする犬だからこそ、人間との生活にも順応でき、飼い主と良い関係を築きやすい。
猫派の主張には、マイペースさや時折見せる甘えん坊な姿などに心を惹かれるといったものがある。オンオフがはっきりしている猫だからこその、二面性に魅力を感じる人が多い。
このように、犬派と猫派では、その人の性格や好みの違いが大きく影響していると言える。
あなたはどっち派?
ペットは、どこか欠落した感情を満たしてくれる存在である。犬も猫もそれぞれに愛くるしい態度で接してこられると、キュンが止まらない。
自分の性格を見てみると、やっぱり猫派かもしれないとも感じるにゃ。 否、やっぱり私は猫派です。
うーん、でも犬も可愛くて大好きだし。やはりこのテーマでの議論は終わることがなさそうだ。